誰もがトラブルには絶対に巻き込まれたくないものです。しかし仕事や旅行などで海外に行くことになったならば、予想もしないことが身の回りで起きるリスクは残念ながら高くなります。
警察などに疑われてぎこちない英語でしゃべってしまったら、ますます疑われてしまうかもしれませんね。
また、事件じゃなくとも普段の生活で相手に誤解されて疑われることは普通にあることですよね。
今回の記事では、海外でトラブルに巻き込まれた際に自分の疑いを晴らすのに使える英語のフレーズを10選ご紹介します。
目次
1. I'm here for ◯◯.
訳:「私は〇〇の為にここに来ました。」
まず自分が何のためにこの国・場所に来ているのかを落ち着いて伝えましょう。 パスポートなどで事実を裏付けるうえで重要な情報になるので、このフレーズは絶対に覚えておきたいですね。
ちなみに〇〇には「sightseeing(観光)」、「business(仕事)」、「studying(留学)」、「homestay(ホームステイ)」など、適切な言葉を入れればOKです。
2. I only happened to be there.
訳:「たまたまその場にいただけです。」
何か事件が起きた後で、「なんでその場所にいたんだ?」などと質問をされるケースは容易に想像できます。
ここで返答にまごついてしまうと、確実に怪しまれてしまいます。それを避けるためにも、さらっとこのフレーズが言えるようにしたいですね。
3. There must be some mistake.
訳:「何かの間違いでしょう。」
ここではっきりと間違いであることを相手に伝えるのに便利なフレーズです。顔色を変えずに落ち着いて言いましょう。また、相手に詳しく事情を聴く際のとっかかりとして言うのもありですね。
4. Don't get the wrong idea.
訳:「勘違いしないでください。」
相手が何か思い違いをしているケースはよくありますね。相手の勘違いを正すきっかけとして使うのにとても便利なフレーズです。
5. I really don't know anything about that.
訳:「 それについて私は本当に何も知りません。」
自分が何も知らないことをしっかりと主張する必要があるケースは割と多いと思います。
「I don't know」だけしか言えないと、単調に聞こえて主張する力に欠けてしまいます。
6. I'm not doing anything that would raise suspicion.
訳:「疑われるようなことは何もしていません。」
おかしな言いがかりをつけてくる相手に対して、毅然とした態度で伝えましょう。 少し長いフレーズですが、覚える価値は大いにあります。
7. I'm not lying.
訳:「私は嘘はついていません。」
嘘を付いていると疑われたら、このフレーズで応じましょう。 そしてその後には根拠を続けて言えるようしておきたいですね。
8. Do you have any evidence?
訳:「何か証拠でもあるんですか?」
あまりにも相手が一方的に疑いをかけてくるのであれば、はっきりと証拠があるかどうかを求めることは当然でしょう。
遠慮をせずに堂々と言えたら大したものです。
9. That's a false accusation!
訳:「濡れ衣だ!」
どストレートで強い表現ですね。自分に容疑をかけようとしてくる相手に対してこのフレーズを言えば、身の潔白を主張するのには十分でしょう。
ただしあまり強く言いすぎて相手を刺激させないように注意しましょう。
(できればこのフレーズを言わなきゃいけない状況にならないようにしたいところですね。)
10. I was tricked by 〇〇.
訳:「私は〇〇に騙されました。」
誰かに騙されたことが判明したのであれば、何としてでもその事実を相手に伝える必要があります。
簡単なですがとても大事なフレーズです。
まとめ
少しでも適切なボキャブラリーがあれば、自分のことをうまく相手に伝えることができてトラブルを回避できる可能性は高くなります。
逆に相手にうまく伝えられないと、怪しまれるきっかけになりかねません。 自分の身は自分で守れるようにする為には、すぐに口から出るくらいの感覚が持てるように状況をイメージして練習すると効果的です。
今回紹介したフレーズ以外でも、自分が危ない状況に陥った時を想定してどういう言い方をすればいいのかを考えておき、十分な備えをしておきましょう。